大粒で柔らかな南高梅

 初夏の紀州に欠かせないのが、いまや全国的に有名な『南高梅』。果実が大きく、厚くて柔らかいのが特徴だ。明治時代に、現在の和歌山県みなべ町で発見された『高田梅』が、選定栽培研究調査を経て昭和40年に『南高梅』として農林省に名称登録された。この調査に尽力した南部高等学校(通称:南高)に敬意を表して、その名前が授けられたという一説もある。

 2月頃から花が咲き、6月までの4ヶ月間をかけて梅をしっかりと大きく育てる。自然に落ちる程度に完熟するのを待つため、重みで枝がしなるほど。熟すにつれて黄色く色づき、日光が当たる部分は鮮やかな紅色になる。
 梅の木々は日当りの良い山の急斜面を切り開いて植えられることが多く、登り下りするのは危険を伴う大変な作業だ。そこで編み出されたのが、山腹にネットを張り、落ちて来た梅を拾う手法。自然に落ちた梅の実を効率よく集めることができる。

 やわらかな果肉を傷つけないように丁寧に加工された南高梅の梅干しは、ほんのり甘さを感じるほど。果肉を紫蘇や胡麻と合わせると爽やかな風味が漂う。南高梅の梅干しは「梅七味」に。毎年、紀伊半島から夏の便りとともに届けられ、美味しい薬味となっている。

南高梅を使った茅乃舎商品をご紹介

梅七味
  • 化学調味料・保存料 無添加

    梅七味

    60g / 918円(税込)

    ペースト状の南高梅に赤紫蘇と青紫蘇などを加え、マイルドな辛さに仕上げました。梅の爽やかな風味が生きています。

    焼き鳥、チャーハン、うどん、おにぎりの具に

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